三島由紀夫の「豊饒の海」を語ろう★

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2017-12-03 02:33:52 最終更新
1 吾輩は名無しである 2011-01-18 20:34:18

『豊饒の海』(ほうじょうのうみ)は、三島由紀夫の長編小説。

「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の4部からなり、「浜松中納言物語」に題材をとる。

1965年から1970年にかけ、月刊の文芸雑誌『新潮』に連載された。

概要

「夢と転生」がテーマ。20歳で死ぬ青年が、次の巻の主人公に生まれ変わっていく。

仏教の唯識思想、神道の一霊四魂説、能の「シテ」「ワキ」、春夏秋冬、など様々な東洋の伝統を踏まえて書かれている。

なお第一巻は和魂を、第二巻は荒魂、第三巻は奇魂、第四巻は幸魂を表すと三島は述べている。第四部「天人五衰」の入稿日に三島は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺した(三島事件)。

「豊饒の海」とは、月の海の一つである「Mare Foecunditatis」の訳語。

創作ノートからは、当初とは全く違った構想だったことがうかがえる。

358 吾輩は名無しである 2014-03-24 21:18:13

久しぶりの2chWWW、スレを読まずにカキコ

「天人五衰」は三島の遺書なので、他の3巻とはまた違った趣があります

今年こそ京都から奈良に下って円照寺を訪ねてみたい

その前に北野天神の縁起絵巻を拝見したいのですが、「天人五衰図」みたいのは存在するのでしょうか?

>>357 最初に読んで正解でした、4>1>2>3という順番

14 吾輩は名無しである 2011-01-19 00:22:52

前景の兵隊はことごとく、軍帽から垂れた白い覆布と、肩から掛けた斜めの革紐を見せて

背を向け、きちんとした列を作らずに、乱れて、群がつて、うなだれてゐる。わづかに左隅の

前景の数人の兵士が、ルネサンス画中の人のやうに、こちらへ半ば暗い顔を向けてゐる。

そして、左奥には、野の果てまで巨大な半円をゑがく無数の兵士たち、もちろん一人一人と

識別もできぬほどの夥しい人数が、木の間に遠く群がつてつづいてゐる。

前景の兵士たちも、後景の兵士たちも、ふしぎな沈んだ微光に犯され、脚絆や長靴の輪郭を

しらじらと光らせ、うつむいた項や肩の線を光らせてゐる。画面いつぱいに、何とも云へない

沈痛の気が漲つてゐるのはそのためである。

すべては中央の、小さな白い祭壇と、花と、墓標へ向つて、波のやうに押し寄せる心を

捧げてゐるのだ。野の果てまでひろがるその巨きな集団から、一つの、口につくせぬ思ひが、

中央へ向つて、その重い鉄のやうな巨大な環を徐々にしめつけてゐる。……

古びた、セピアいろの写真であるだけに、これのかもし出す悲哀は、限りがないやうに思はれた。

三島由紀夫「春の雪」より

281 吾輩は名無しである 2011-09-20 15:43:26

>>14

From these men, there emanated a tangible emotion that broke in a wave against the small white alter,

the flowers, the cenotaph in their midst. From this enormous mass stretching to the edge of the plain,

a single thought, beyond all power of human expression, bore down like a great, heavy ring of iron

on the center.

Both its age and its sepia ink tinged the photograph with an atmosphere of infinite poignance.

Spring Snow

すべては中央の、小さな白い祭壇と、花と、墓標へ向つて、波のやうに押し寄せる心を捧げてゐるのだ。

野の果てまでひろがるその巨きな集団から、一つの、口につくせぬ思ひが、中央へ向つて、その重い鉄のやうな

巨大な環を徐々にしめつけてゐる。……

古びた、セピアいろの写真であるだけに、これのかもし出す悲哀は、限りがないやうに思はれた。

「春の雪」

48 吾輩は名無しである 2011-01-25 11:21:19

>三島の作品は描写を楽しむ

三島は文字で書かれた描写。

聡子の描写があっても、聡子の顔は一切読者には伝わらない。

しかし聡子の顔はどんなものか?と聞かれた時、3分説明をしたところで

「もういいからw」

と止められてしまうだろう。

つまり言葉では説明できるけど、映像的には説明できない。

珍説か?僕の想像力が弱いのか?

それとも・・・・一冊読み終えることに目的を持った浅学の僕の、粗い読み方のせいか。

速く読むことは何かを見落としている。

遅く読むことは左の親指の汚れを本に多くつけることになる。

作業着を着た職場の場合。

50 吾輩は名無しである 2011-01-25 22:59:31

>>48

聡子の顔はあなたの理想の顔で想像してください。

by 三島由紀夫

60 吾輩は名無しである 2011-01-27 14:02:23

>>50

竹内結子は骨太すぎた。

沢尻エリカあたりなら良かっただろう。

99 吾輩は名無しである 2011-02-06 22:59:24

聡子のモデルとされた女性の伝記が最近出てた。

元本を昔読んで結構面白かったけど、筆者の想像が多い。

100 吾輩は名無しである 2011-02-06 23:46:00

>>99

本のタイトル教えて。

103 吾輩は名無しである 2011-02-07 18:38:29

>>100

わたしの頭の中の消しゴム

116 吾輩は名無しである 2011-02-13 23:32:57

オレは日本文学では「豊穣の海」がいちばん好きだ。

でも三島由紀夫のイメージは右翼。

三島は国家なんてものにこだわってないのに。

日本にこだわったのは国家のためじゃなくて自分の世界構築のためだったのに。

119 吾輩は名無しである 2011-02-14 10:41:34

>>116

三島の世界構築は理想の国家観、日本の雅と切り離せないから、こだわってないってことはあり得ないよ。

121 吾輩は名無しである 2011-02-14 17:39:40

>>119

もちろんこだわってたけど、人間の個、「私」の問題を解決の方がはるかに重要。

世界論や国家観があって自分と日本を結びつけたのではなく、個から世界形成して国家に辿りついた。

『豊穣の海』に出てくる仏教哲学を読めばそれがよくわかる。

122 119 2011-02-14 20:29:54

>>121

そうですね。

226 吾輩は名無しである 2011-06-06 13:46:32

僕の明晰を見ると、すべての人間が裏切りの欲望を感じるだらう。僕ほどの明晰を

裏切ることぐらゐ、裏切りの勝利はないからだ。僕に愛されてゐないすべての人間が、

僕に愛されてゐると信じ切つてゐるだらう。僕に愛された者は、美しい沈黙を守るだらう。

世界のすべてが僕の死を望むだらう。同時にわれがちに、僕の死を妨げようと手をさしのべる

だらう。

僕の純粋はやがて水平線をこえ、不可視の領域へさまよひ込むだらう。僕は人の耐へえぬ苦痛の

果てに、自ら神となることを望むだらう。何といふ苦痛! この世に何もないといふことの

絶対の静けさの苦痛を僕は味はいつくすだらう。病気の犬のやうに、ひとりで、体を慄はせて、

片隅にうづくまつて、僕は耐へるだらう。陽気な人間たちは、僕の苦痛のまはりで、

たのしげに歌ふだらう。

僕を癒す薬はこの世にはなく、僕を収容する病院は地上にはないだらう。僕が邪悪であつたと

いふことは、結局人間の歴史の一個所に、小さな金色の文字で誌されるだらう。

三島由紀夫「天人五衰」より

398 吾輩は名無しである 2014-04-17 21:54:42

>>226を読んでたら、「春の雪」に出てきた滝で死んでた犬って

生れ変りの最期を暗示してたのか。

4人目で終り生れ変りはもうなさそう。無に帰そう。

245 吾輩は名無しである 2011-07-05 23:05:20

知らんがな。@(´ёωё`)@

246 吾輩は名無しである 2011-07-06 19:17:26

>>245

何故?

250 吾輩は名無しである 2011-07-06 20:43:09

>>246

ごめん、見逃してしまいました。

なぜと言われても、そもそもレトリックの観点の評価という意味合いがよくわかなかったので。

そういう観点で言及している評論も知らないです。

255 吾輩は名無しである 2011-07-08 22:45:11

三島由紀夫と山崎豊子の小説を読むと

裕福な家に生まれないと損だという気に常になる。

270 吾輩は名無しである 2011-08-17 23:41:58

(中略)

『文芸文化』の同人の筆頭格は、蓮田善明。彼は終戦直後の昭和二十年八月十九日、マレー半島の最南端

ジョホールバルでピストル自殺した。翌昭和二十一年の十一月十七日に、成城大学素心寮で「蓮田善明を偲ぶ会」が

催され、出席した三島は一編の「詩」を献じた。(中略)

古代の雲を愛でし

君はその身に古代

を現じて雲隠れ玉

ひしに われ近代

に遺されて空しく

靉靆の雪を慕ひ

その身は漠々たる

塵土に埋れんとす

三島由紀夫

この「詩」を読んで、しみじみ思う。「古代」を「近代」に復活させるのが、三島の「天命」であったことを。

現代人でありながら、蓮田善明は古代精神を具現していた。だから終戦直後、スサノオの「荒魂」そのままに、

天皇に対して不敬な発言を口にした上官を射殺して、自殺した。手には、辞世の和歌を書いた一枚の葉書を握り

しめていたという。(中略)

三島は、蓮田善明の信じた日本浪漫派の精神世界を、自分自身の魂の土壌とした。それが、三島文学の原点である。

島内景二「豊饒の海へ注ぐ 三島由紀夫」より

272 吾輩は名無しである 2011-08-28 12:55:30

>270

三島が絶対に詩人ではなかったこと、逆立ちしても詩人にはなりえない質であったことが

みごとに証明された詩だなぁ

21歳で書いた、弔辞がわりの詩=おのれの感情に酔い痴れる情況、という点をさしひいても

あまりにも酷すぎる

273 吾輩は名無しである 2011-08-28 12:57:36

このスレ・・何ひとつかたってない。。

はじめから

「三島由紀夫の文章を引用して書き写すスレ」にすりゃいいのに

274 吾輩は名無しである 2011-08-28 14:07:31

>>272

ぷっw

>>273

何ひとつということはなかろうて。文句があるなら自分が語れば

よろしかろう。隗より始めよじゃ。語れないなら黙らっしゃいw

276 吾輩は名無しである 2011-08-29 02:51:18

>>273

三島スレは全部そうです。

278 吾輩は名無しである 2011-08-29 12:37:48

>>276

名無し佃煮乙

359 吾輩は名無しである 2014-03-25 00:20:10

ヘノモチンって新参コテ凄まじくうぜーな!

つーか、な・ん・で上から目線なんだよ。

三島のまともな研究者からすれば噴飯ものの内容の記述に過ぎず、

読後感やら感情吐露だけしたいだけなら大迷惑だ。

キモイよ、ヘノモチン君。

386 吾輩は名無しである 2014-04-15 19:18:04

何故、本多先生は狂女との結婚を許したんだろう?先天性の狂女なのに?

おまけに、狂った子供が生まれてくると知って顔を一瞬輝かせたのも謎。

461 吾輩は名無しである 2015-06-12 10:01:12

≫法学の解釈はかくかくしかじかの理路を辿ってこう解釈できますといわなきゃ通用しない

その「通用しない」という具体例は、過去の国会答弁にどういうものがあるの。

まず、こうきいているのじゃないの。

法文解釈は現実の状況の変化に則してともに変化すべき、

という理解でいいのじゃないか。

≫集団的自衛権は完全に文理解釈を超えたところにある

「軍事同盟を結んではいけません」と憲法のどこに書いてあるの。

468 吾輩は名無しである 2015-06-12 13:08:13

>>461

日本が専守防衛を超えない範囲でなにをやろうと憲法は特段禁じていないんじゃないか

469 吾輩は名無しである 2015-06-12 13:39:48

国会が関係ないならば、

何ら問題がないのじゃないか。

≫法学の解釈はかくかくしかじかの理路を辿ってこう解釈できますといわなきゃ通用しない

≫解釈を変えてないというのは単なる強弁

国会答弁がかかわりないのならば、強弁だからどうこう、

という理由が何もないじゃないの。

a nonaggressive national security policy

ということだったら、べつに政府も、非攻撃的だったものを、

攻撃的国防政策に転換する、

とはいっていないのだから、これも問題ないのじゃないか。

471 吾輩は名無しである 2015-06-12 13:55:05

>>469

他国が攻撃されたから応戦する

それは明白に憲法違反

481 吾輩は名無しである 2015-06-12 21:05:04

一つ訊くけれど、自衛隊は英語ではなんとなっていますか。

495 吾輩は名無しである 2015-06-13 11:51:39

その説に拠れば、今現在の日本の国防のあり方が合憲ならば、

自衛隊は戦力ではないのだから、

なにをやっても憲法第九条違反にならない、のではないか。

自衛隊およびその行動は、憲法第九条の規定する対象であるところの

戦力およびその行使には当たらない、のだから、ともいえるかな。

あらたに国軍を創設して、他国と軍事同盟を結んで、なにかやる、

というならば、憲法違反なにかもしれないけれど。

496 吾輩は名無しである 2015-06-13 11:56:50

>>495

戦争、武力の行使はできない

503 吾輩は名無しである 2015-06-13 15:14:19

>>502

自衛隊が戦力で無いから海外で武力行使していいという理屈はありえないということ

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元スレ

三島由紀夫の「豊饒の海」を語ろう★
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1295350458

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