え?この時代からあるの?という技術・発明Part.2
- 1 世界@名無史さん
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※前スレ
え?この時代からあるの?という技術・発明
hhttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1420102261/
前スレ折り返し辺りからネタ切れ感あったけどとりあえず
- 4 世界@名無史さん
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いつも思うが連続性があるものとないものを分けて欲しい
唐のものは新聞類似のものの最初かもしれんが
後の新聞ではないだろう
酒場の掲示板とかが始祖だろうか
- 5 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/
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オランダの世界遺産、シュレーダー邸(1911)
今ならあってもおかしくないが、日本でいう明治時代の建築とは思えない斬新さ。
>>4
定期的な刊行物としては、17世紀のドイツに始まるようですね。1650年、日刊紙創業。
現存する最古の瓦版は大坂夏の陣の結果を伝えたものですが、勿論定期刊行ではない。
それどころか、江戸も後期にならないと業者が組合に名を列ねていない。
- 8 世界@名無史さん
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>>5
逆に言えば江戸後期には株仲間所属の出版業者が定期的に報道物を刊行していたということですかね?
- 9 世界@名無史さん
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古河の歴史博物館に行くと、蘭学の街らしくストリートオルガンが展示されている(学芸員に頼むと演奏もしてくれる)。
古河のものは大型だけれど、家庭用の小型オルガンもあったらしいね。家庭で合奏曲を聴けるというと、レコードの魁かな。
- 15 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/
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>>8
定期的な収入は上がっていたのでしょうね。
史料を探しても出て来ないのですが。処分してしまったかな。
>>9
中国のオルガンは、フビライの中統年間(1260-1264)に、「回回国」から贈られた
「興隆笙」が最初だと言いますね。
本物の羽を用いた孔雀が飾られた、異国情緒のある品物であったという。
もっとも、マテオ・リッチ(1552-1610)は「中国には鍵盤楽器がない」と言ってお
り、自らもクラヴィコード(一説にチェンバロ)を献上していますが。
どちらも欧州では14世紀末にはあったので、どちらでもおかしくない。
日本にも、同時期に天正少年使節が両者を持ち帰っていますが、出発の前年である
天正9年(1581)に、安土のセミナリオを訪れた信長は、ハープシコードの演奏を
耳にしたということですから、鍵盤楽器の伝来はより古いのでしょう。
遠藤周作は信長の前で演奏した日向の領主の息子を伊東マンショとしていますが、
彼の親類のジェロニモだろうと思います。
ピアノは1823年にシーボルトが持ち込んで日本人に贈った物が現存最古。
しかし、最初の伝来はより古いかもしれません(発明は17世紀末)。
ベートーヴェンは1827年没。ひょっとしたら生前に日本で演奏されていたやも。
- 16 世界@名無史さん
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>>15
>ベートーヴェンは1827年没。ひょっとしたら生前に日本で演奏されていたやも。
あり得ますね。
ヨーロッパ情報の日本伝来は意外と速くて、頼山陽が「仏郎王詞」を詠んだのは1818年。ナポレオンは存命中に日本でも知られていた。
- 24 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/
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>車軸と本体の間に何かを詰めた袋みたいな
>ものを置いて、クッションにして振動を減らしてたんだよね・・
それは初耳ですが、15世紀後半になるとハンガリーでコチ(地名だが、馬車名にもなった)
が生産され、西欧にはフランスのシャルル7世に送られて伝わっていますね。
運ぶ、導くことから、指導員(コーチ)の語源でもあるとか。
それでも、17世紀までは欧州で馬車はあまり使われていなかったはず。
アッティラの時代のフン族の婦女子もほとんど荷車の上で過ごすと書かれていましたが、
これは誇張があるでしょう。
しかし、それほど当時の西欧の人間には車上生活が珍しかったと見える。
我が国では、源頼光配下の三人(後に四天王と呼ばれる面子の内、源綱を除く三人)が、
賀茂の祭の行列を見物したいが馬を列ねて見るのは悪目立ちするし、徒歩では疲れるとい
う理由で牛車に乗ったところ、初体験で乗りなれていなかった上に牛が逸物だったのが悪
い方向に作用してしまい、車内で前後左右に揺られ、酔って烏帽子も落とし、死に掛かっ
たので徒歩で帰還したという話があります。
平季武いわく、「猛き武者でも、車に乗る戦いは不要。自分はあれ以来、車には近づいて
もいない。」と。
牛車に乗って移動していた女性たちは記録していませんが、あれも乗り方を教える人間が
いないのに乗ると、歩いた方がましな目に遭わされたということです。
源義仲も酷い目に遭わされたという逸話がある。
- 30 ウムウル ◆w9gVwCWkR8GP
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>>24
馬の場合も
人間が家畜化以降に最も重視して選抜した特性は
乗り心地だったらしいww
たしか馬の歩き方が
上下の重心移動を避けるようにするんだったっけな
- 31 世界@名無史さん
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>>30
それは駆けさせ方によるね
- 32 ウムウル ◆w9gVwCWkR8GP
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>>31
ほんとだ、走り方って書いてあった
hhttp://jp.sciencenewsline.com/articles/2014020415510020.html
Swedish University of Agricultural SciencesのDr. Leif Anderssonによってリードされた研究チームは、
馬の歩行様式を規定しているDMRT3 の遺伝子の特異分布について調査を行った。
DMRT3は「gait keeper」として知られている馬の遺伝子となる。
その結果、DMRT3が人間が馬を利用するにあたって馬の移動がスムーズに滑らかに進むように中心的な役割を担ってきたことが判った。
レース用の馬から、レジャー用の乗馬用の馬まで、人間は馬がスムーズに走行することを最大の目標に置いてきたのである。
研究チームは世界中の馬、141種類の品種、4396頭を対象に調査をすることでこの「gait keeper」の遺伝的変異は、
東は日本から西はブリテン島まで世界中の馬が有していることを発見した。
「人間はこの遺伝的変異を世界中に広めていったのです。
なぜならば、この遺伝的変異を有する馬は、乗り心地が滑らかで、
ブリーダーからは「running walk(歩くように走る)」ことができると称されるに至ったからです」
「こうした滑らかな走りをすることができる馬は常に1本の脚を接地する走り方をすることができ、
このことにより乗り手には最小限の揺れしか与えることのないことを可能にしたのです」とDr. Anderssonはまとめている。
- 37 世界@名無史さん
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>>32
その走り方で選択されたってのは今のアラブ種ってことなのかな?
馬の走り方は、ネイティブでは片側の前後脚を一緒に送るのに対し、
アラブ種は互い違いに送る。
アラブ種は高速で走るのには適しているけど、上下動が激しくて馬もしんどい。
一方たとえばモンゴル種はそんなに速くは走れないが上下動が少なく長時間乗るのに適してる。
モンゴル帝国がユーラシアを席巻できたのはこの馬の走り方があったからこそ。
という内容で40年ほど前だったかNHKの歴史番組でやってた。
- 39 ウムウル ◆w9gVwCWkR8GP
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>>37
へー、なるほどぉ
そしたらサラブレッドの系統は完全に選択されちゃってますねww
より自然に近い走り方だったのかな、
背中に荷物載せることなんてありえないし
- 50 世界@名無史さん
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日本の弓って馬で走りながら射るのには大きすぎるんじゃね
パルチアンショット的に後方に弓を引こうとすると馬の尻にひっかかるし
- 51 世界@名無史さん
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>>50
お前が古い弓術知らんだけやろ
結構アクロバティックな射形あんだけど弓道に採用されんかったからな
- 52 世界@名無史さん
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>>51
アクロバティックな事をせねば使えぬとは
おぬしガラパゴス化という言葉を存じ居るか
- 53 世界@名無史さん
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>>52
そりゃ現代弓道からの視点で見ればアクロバティックなだけで
体の操作法としたら別に不自然なもんじゃないから
本当無知って怖いな
- 54 世界@名無史さん
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>>53
苦しい言い訳乙w
- 58 世界@名無史さん
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日本人は不便なものを不便なままに、その制約の中で奇妙な工夫を凝らし使い続ける傾向があるような
草鞋とかさ。下駄とか思いつく前に普通の皮靴でも作れば一発で不便さ解消なんだがそういう発想の転換が何故かないんだな
- 60 世界@名無史さん
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>>58
肉食が少ないので皮がそんなに手に入らない。
湿度が高いので蒸れる。
治水されていないと、川が氾濫し、川筋も変わり、湿地だらけで水浸し。
当然、橋も掛かって無いから、川を渡るには入るしかない。
草履が一番良いみたい。
- 65 世界@名無史さん
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>>58
走ることを職業としていた「飛脚」は、紐で足の甲や足首をしっかり結べるタイプの草鞋(わらじ)
を履いていたようです。
「飛脚の草鞋」と「革底の革靴」とで、今の道路を走って比べてみても飛脚の草鞋に軍配が上がるでしょう。
それに加えて当時の道路事情を考えれば >>60さんの言うとおりです。
現代の布製でゴム底の運動靴ならば飛脚の草鞋に勝てますが、ゴム底の革靴だとどっちが勝つか?飛脚の草鞋が
勝ちそうな気もします。
- 102 世界@名無史さん
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何で朝鮮式なんだろな
朝鮮なんて李氏朝鮮まで存在しないのに
- 103 世界@名無史さん
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>>102
朝鮮半島に多かった築城形式が日本に輸入されたからだろ常考
- 104 世界@名無史さん
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>>103
じゃあ百済式とかだろ
何で朝鮮式なんだか
おかしいよ
- 107 世界@名無史さん
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>>104
ああいう山の天辺を城壁で囲むのは、
元は唐の大軍相手に戦った高句麗の戦術だろ。
それが百済や新羅との抗争で朝鮮半島全体に広がり、
日本にも波及したという流れだ。
- 133 世界@名無史さん
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ヨモギはかなり古くから防虫に使われてたんじゃないかな。
ちなみに見た目がかなり違うが、ヨモギもキク科の植物。
- 142 世界@名無史さん
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>>133
俺の母親は毎年お灸用のヨモギ綿を作ってたよ。
秋になってヨモギが堅くなると刈り取って乾燥させ、
葉を揉んで綿だけを残し、お灸綿として一斗缶で保存。
- 144 世界@名無史さん
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>>142
言うこと聞かないとお灸据えるよ!と脅された口ですかね
- 146 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/
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>>144
私の世代ですと、脅しではなく実行されましたが。
- 156 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/
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健康に、なったと思えばそうかもしれません。
>頭の形が変わるほど殴られた
(事実ではなく、普通にある言い回しだと思っていましたが、ひょっとして若い人には通じない?)
私はいよいよ口で言っても分からないという時には、親から「お前は牛や馬か」と言われました。
要するにぶたないと言われた通りに動かないのかという意味でしたが、牛馬が廃れた今ではもう通じないでしょう。
>よほど悪逆な祖父だったと思われるかですね。
普通ですよねえ。
私の祖母の思い出は、家事を手伝っていたら「男の子のすることではない」と『怒られた』ことです。
祖父も父も、配膳どころか己の飯をよそう事にすらまるで関わらずに座っている男でしたが、今時の人は非難するでしょうね。
スレタイに沿って言うと、声だけで演じる、今でいう「声優」の芸でしょうか。
石田彰さんが女子高生も含めて演じた一人芝居を披露しておいででしたが、清末の江蘇省には、声による一人芝居の名人がいたそうです。
暗闇で観衆が耳を傾ける中、男一人で若い男、老人、人妻、商売女、田舎者、家畜の声まで真似てみせ、違和感がなかったという。
- 157 世界@名無史さん
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>>156
言い回しだったのか・・・
- 192 ウムウル ◆w9gVwCWkR8GP
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>>157
いまさらですがそこは
「豚じゃないんですね」
と突っ込むところですぞ
- 182 世界@名無史さん
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ポンペイの壁みたいな落書きならまだしも、
金属片に刻み付けるとはw
- 185 世界@名無史さん
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>>182
壁の落書きと言えば、「ぁぁ、今日も俺はレンガ積みなんかしてるし…俺の人生こんなもんかよ」
って落書きがあって、技術ではないけど、え?この時代からあるの?と言うは感じはした
- 186 世界@名無史さん
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>>185
文字を書けるインテリという今で言う大学院レベルの人材が
レンガ詰みっていう状況が興味ある
- 187 世界@名無史さん
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>>186
ローマ時代は読み書きのハードル相当下がってるぞ
筆記能力があるということでインテリ扱いしていいのは精々楔形文字の時代かな
あれはピクトグラムと表音文字を組み合せたものなんで非常に難解
- 193 世界@名無史さん
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>>156,>>157,>>192
いや、「頭の形が変わった」ってのはすげーでかいコブができたって意味じゃないか?
実際、自分もできたことあるし。でかすぎて死ぬかと思った。
その前に、昔の小学校では大根と同じぐらいの太さのムチで
教師が児童をバンバンぶってたって聞いたしその時にできるコブったらもう…
みたいな話は聞いてたので、自分にコブできた時もたぶん死なないと思えたわけだが
- 195 ウムウル ◆w9gVwCWkR8GP
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>>193
大根と同じ太さのムチは
たぶん鈍器と呼ばれるものですww
- 196 世界@名無史さん
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>>195
>>193を書いた者だが俺もあなたとまったく同じように思いましたよ
それで震え上がってたわけだけどw
- 198 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/
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技術・発明ではないならが、意外そうなもの。
歌川国長(1829年)没、世界の七不思議を描く。
- 201 世界@名無史さん
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>>198
幕末の遣欧使節が「エヂプトピラミーデ」を見に行った話を読んだことがありますが、彼らは「何だこれは!」と仰天したのではなく「これがあのピラミーデか」と感慨に耽ったんでしょうね。
因みにその遣欧使節たち、どこのホテルでも小さな風呂しか無いのに不満タラタラで、カイロには銭湯があると聞いてワクワク。ハンマームにご満悦だったとか。
- 203 世界@名無史さん
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トルコ人発明家アル=ジャザリの手によって開発されたロボット召使い(女性型)。
12世紀末ごろの話。
- 209 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/
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>>201
>カイロには銭湯があると聞いてワクワク。ハンマームにご満悦だったとか。
首まで浸かるという深い風呂でしたか。何で読んだのか忘れましたが。
確か、オランダで買えた醤油にも喜んでいましたね。
>>203
中国は言うまでもなく、インドでも『カター・サリット・サーガラ』などに自動人形が出て来るので、
概念自体は広くあったのでしょうね。
絵画について
セザンヌ(1839〜1906)「自然を円柱、球、円錐によって取扱い、そのすべてを遠近法の中に入れなさい。」
葛飾北斎(1760〜1849)「全てのものは定規とぶんまわし(コンパス)で描ける。」
そんな北斎の絵手本
こういう描画の手順があった、というのは意外かもしれないので。
- 258 世界@名無史さん
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食肉目をネコ目と呼ぶようになってからネコ目イヌ科派との対立が決定的に・・・
- 260 世界@名無史さん
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>>258
イヌ科もなくなってネコ目オオカミ科イヌだぞ
- 268 世界@名無史さん
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>>260 イヌ科は健在
イヌという種が学名ではオオカミの亜種に格下げってだけのこと
さすがに標準和名まで「カイオオカミ」に変更されたりはしない
ちなみに金魚は、学名では原種が金魚の変種扱いw
金魚のほうが先に学名がついて、原種となった種類のフナはそのあとで記載されたから
学名は基本早い者勝ち
イヌとオオカミの場合、どっちもリンネが1758年に記載したけど、どうもオオカミがタッチの差で早かったみたい
遺伝距離的に大差ないとわかった時点でオオカミの亜種扱い、これはまあ妥当
- 286 世界@名無史さん
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ライト兄弟の飛行機が飛ぶよりも
ヘリコプターが浮上した方が先だったってマジで?
- 288 世界@名無史さん
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>>286
日本の竹とんぼのほうが早い
- 292 世界@名無史さん
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日本でも平賀源内がプロペラを発明してるし、
そんなものアイデアだけなら大昔からある
だがエンジンもモーターも無い時代にプロペラを発明したって何もできない
- 303 世界@名無史さん
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>>292
>エンジンもモーターも無い時代にプロペラを発明したって何もできない
タケコプターが出来るのでは?
元スレ
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/whis/1430812885