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【有機系ゼミ】雑誌会、抄録会で面白かったテーマ

この話題の盛り上がりグラフ
2017-09-06 01:34:03 最終更新
1 あるケミストさん

どこの研究室でも週に一回くらいはやってる雑誌会、抄録会

センスの問われるテーマ選び

面白かったテーマ、やりやすかったテーマ、つまらなかったテーマ等々語りましょう

レジュメの作り方など、ゼミのやり方についても大いに語ってください

有機系に限る必要もないけど、広範になりすぎると逆に書きづらいと思うので

とりあえず有機系の今熱いテーマを集めてみよう

8 あるケミストさん

良スレだが、>>1 に全面依存するから生長は酷く鈍いだろう。

2 1

とりあえず定番

"Frustrated Lewis Pair"

http://en.wikipedia.org/wiki/Frustrated_Lewis_pair

http://www.sciencemag.org/content/314/5802/1124.abstract

Douglas Stephaneの2006年のscienceの論文から始まる一連の仕事

金属を使わずに水素を活性化するというお話

コンセプト的に新しく、雑誌会は非常にやりやすかったし、評判も良かった

7 あるケミストさん

地味に参考になりそうです。

でも俺の研究室は分野が偏りすぎててお力になれないわ

9 あるケミストさん

>>7

雑誌会でも専門分野に限るっていう研究室は結構あるみたいだね

うちは有機化学に関する研究なら理論でも、合成化学なら有機じゃなくても可で

専門分野は逆に避けるっていうスタンスだから毎回テーマ探しに必死

だから逆に専門分野を深くやってきてる人の近年一押しが聞けると嬉しい

>>8

dat落ちしないように頑張る

14 あるケミストさん

自分はやったことがないんだけど、天然物合成をテーマにして一度雑誌会やってみたい

けどどういう進め方でやればいいのかわからん

ターゲット→合成スキーム→キー反応の解説

こんな感じだとできてよかったねっていう感想で終わりそうだし、雑誌会というより抄録会な雰囲気

流行りの反応を使うとこういう化合物が作れますよって色々挙げるのか、

タミフルとかを題材にしていくつか合成スキームを比べるとかなのかなあ

天然物系の研究室はどういうゼミをやってるんだろう

15 あるケミストさん

>>14

まあ、そんなもんだろうが、今時合成例が1つしかないなんてほとんどないから、

いくつかある合成を並べて何がどう違うのか考えてみればいい。

力があれば、その人の哲学なんかも理解できたりするし、クソ合成だと思うんだったら

それもまた一興かと。

17 あるケミストさん

有機溶媒の乾燥の仕方って知ってる?

JOCの、2009くらいかな?

18 あるケミストさん

>>15

哲学って例えば、金属はなるべく使わないとか、カラムで分取しなくて良いルートを考えるとかそんな感じかな?

そういうのが分かるレベルになってくると面白いのかな

>>17

purification of laboratory chemicalsで調べる

どこのラボにも1冊くらいあるもんだと思うが

22 あるケミストさん

>>18

いや、その本じゃなくて論文であるんだよ

Na線で乾燥vsモレシーはどっちが優秀か、とかまあまあ評価してある

20 あるケミストさん

昔、すごいな、と思った論文。

Baldwinが出したマンザミンか何かの生合成経路の論文。

TLだったかな。

著者がBaldwin単独で、実験項なし。全て考察のみ。

生体内でDiesAlderが起きているはずだ、とかそんなような内容。

実験なしの考察だけで論文にできるのか?と疑問だった。

その後、別の論文で別のグループが、Baldwinが仮説を立てたルートで

予測された中間体と類似化合物が単離され、やっぱ大化学者スゲー!とびっくり。

21 あるケミストさん

全合成なら2通りで見てみるといいかも。

一つは人にフォーカスしたもの。

Nicolaouでも、福山でも、岸でもなんでもいい。

もう一つは化合物にフォーカスしたもの。

タキソールでも、マンザミンでも、ブリオスタチンでも。

人にフォーカスすると、研究者ごとの特徴が見えてくる。

不斉補助基を多用する人、転位反応を多用する人、自分が開発した新反応を使いたがる人。

化合物にフォーカスすると逆合成の戦略の多様性が見えてくる。

どういうブロックに分割するか。ブロックの作りやすさや、繋げる順番とか。

23 あるケミストさん

>>20

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/004040399288141Q

ちょっと調べてみたけど、この論文ですかね。

こういうエピソードは素直に面白いなあと思える。

こういう内容でまとめるなら、生合成経路の検討からの逆合成解析というスタンスなので、

生合成的な視点がもっとあればいいのかな。

例えば生体内で起こりやすい反応を列挙して、提唱しているスキームが十分進行しうることを示すとか。

それで実際に類似の中間体が単離されたっていう話が続けば、おおすごいって納得できそう。

最後に、それを模倣したルートで全合成が達成されたっていうオチがもし付けられれば最高。

>>21

人にフォーカスする場合、なぜその人はそういう戦略を取りたがるのかっていう視点が重要そうですね。

いわゆる哲学というやつか。

実際に本人に聞くでもしないと調べにくそうな話ではあるけど…

そういう哲学のために、使いやすいメジャーな反応を使わずにマイナーな反応をあえて使っている例とか有ると面白そう。

24 あるケミストさん

>>22

なるほど、そういう話か。

合成屋的には面白そう。

禁水じゃないけど一応モレシで軽く乾燥するとかよくやるけど、実際にどんなもんかとかデータで持ってるといいよね。

そういう内容の雑誌会があったら勉強になってとてもありがたいと思う。

よかったらぜひ論文のページ数かリンク貼ってくれ。

98 あるケミストさん

>>24

モレシが溶媒感想には最強だてjocに最近出てた

思わず興奮して雑誌回の最後に全然関係ないがppt一枚つくてもうたww

28 あるケミストさん

うちの研究室は合成やってて論文紹介もその方面しか選ばない

別に合成だけに限定してるわけじゃないがみんな合成論文しか選ばないからその流れが続いてるんだけどね

質問内容も「ここの反応の選択性ってどうなってるの」ばっかり

正直時間の無駄なんじゃないかと思うぐらいつまらない

38 あるケミストさん

>>28

うちのことかと思ったわ。

同じ畑(有機合成)の論文ばっかでなーんも新鮮さがない。

学生同士のディスカッションは皆無で、ボスがコメントして終わり。

全合成系はルート辿ってお終いみたいなお馬鹿雑誌会が繰り広げられてる。

こんなのを土曜日にやらされるもんだからたまんねーわ

家で本読んでたほうがよっぽどましや

うちはもちろん底辺駅弁だけどな

33 あるケミストさん

全体のレベルをあげることを目的にして雑誌会はやんないほうがいいと思う。

レベルの向上を目的とするなら、教科書や長い総説を読み通す事をやったほうがいい。

雑誌会で勉強をしようとすると、基礎的な反応を知らない(しかも馬鹿にする)学生が出来上がる。

35 あるケミストさん

勉強会なんだから、どういう内容でも目的は全体のレベルを上げるためなんじゃない?

人に聞かせるということを考慮しない独りよがりの発表をする人はたまにいるがw

>>33

どういう内容が全体のレベルを上げるための雑誌会を指して、

何が問題で基礎的な反応を知らない学生が出来上がってしまったの?

基礎的な反応というのは院試レベル以上のものを指すの?

可能なら具体例を挙げて教えてくれるとありがたい。

40 あるケミストさん

>>35

>何が問題で基礎的な反応を知らない学生が出来上がってしまったの?

うまく言えないんだが、その論文を選んだことで指導教授に褒めてもらえるか、という基準で

論文を選ぶ奴が気がつくと増えている。

選択性が90%か>95%だけに興味を持って、反応設計に興味を示さなくなる。

類似の反応に目もくれなくなる。

こんな構図だな。

反応そのものよりも開発者の名前ばかり覚えようとする人名反応オタクというのは考えものだが、

人名反応は反応機構を覚えるにはもっとも効率の良い方法の一つだ。

39 あるケミストさん

>>38

別に煽り目的じゃないが、自称底辺駅弁にしては随分高飛車だなぁ。

そんなに自信があるなら、もっと上のレベルの大学にいけば良かったのに。

43 あるケミストさん

>>39

しょうがないだろ、ここは2ちゃんだぜww

>>40

どうせクチだけ番長だろ?

自分のアイデアでnature出したら?www

41 あるケミストさん

俺の中の最近のヒットはこれ↓

http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ja203191f

ボールドウィン則が変わったという話なんだけど、理学部出身だからか

こういう地味かつキラリと光る系のネタが好みww

もちろん、メビウスリングとかも嫌いじゃないんだけどね。

42 あるケミストさん

>>40

なるほど、そういう意味か

それはボスの指針にも問題がありそうだね

と言っても、俺も雑誌会のテーマを選ぶときはボスに面白いと思わせられるかという基準はあるな

うちのボスが専門分野外の分野をわかりやすく面白く説明した雑誌会を評価してくれる人だから、

自然と研究室全体がそういう雰囲気になってる

ボスに変なプライドが無くて、分からないことは分からんと言える人だから、そういう許容ができるんだと思う

>>41

俺もこういう基礎的な研究は好きだぜ!

直接役に立たないけど科学的に面白いっていう方が楽しいよな

45 あるケミストさん

>>44

で、トンペー君はどんな凄い研究をしているのかな?

寺田君にでも泣きついたらww

48 あるケミストさん

さてみなさん

来週の雑誌会の準備は進んでますか?

半端な読み込みじゃフルボッコにされますよ

51 あるケミストさん

熊田カップリング

http://www.iupac.org/publications/pac/1980/pdf/5203x0669.pdf

鈴木カップリング

http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/44007/1/chemicalreview.pdf

根岸カップリング

http://www.sigmaaldrich.com/etc/medialib/docs/Aldrich/Acta/al_acta_38_3.Par.0001.File.tmp/al_acta_38_3.pdf

Stilleカップリング

http://mutuslab.cs.uwindsor.ca/green/4531/aciee-2004-43-4704.pdf

檜山カップリング(p.35)あたり

http://anderson.chem.ox.ac.uk/files/reviews/dl-mt10-alkenyl-silanes.pdf

4年生M1辺りは、この辺りを一度並べて勉強すると、触媒反応によるCC bond formationに

強くなれると思う。

最先端だけでなく、こういった有名反応について勉強するのもいいんじゃないかな。

53 あるケミストさん

>>49

落合先生のScienceは、徳島大のマンパワーでよく出せたと思うわ

この論文を見てから他の研究も見てみたけど、本数は少ないながら

新規性があって面白い論文を出してるね

感服だわ

酸化的CH活性化は反応制御が難しく、副生成物が多かったり収率が低かったりすることが多いから

その辺の検討、考察を重視すると良い雑誌会になると思う

>>51

反応屋じゃなくても抑えておきたい内容だよね

雑誌会のテーマとするには基礎的すぎるけど、最新の触媒反応研究はその辺がベースになってるから

触媒反応で雑誌会をやるなら時間を見つけて読んでおくといい

66 あるケミストさん

>>51

自分のアイデアで論文書けないやつがずいぶん偉そうだなwww

88 あるケミストさん

>>51

今B4で金属触媒についてやっている者ですが、参考になります

論文読むにつれ、色々繋がってくるようで面白いです

52 あるケミストさん

それ並べるならHeckも入れといた方がいいかな。

村井反応とかのいわゆるC-H官能基化の流れにも

繋がる反応だから。

54 あるケミストさん

>>52

あえてHeckは入れなかった。

「oxidative addition」「trans metalation」「reductive elimination」

という、共通した基本的な触媒サイクルを持っているもので揃えた。

Heck反応は、オレフィンの遷移金属への配位なので、Rh/Ruあたりの研究

(森先生のポーソンカーンとか)や、Trost、辻、村井先生あたりと

一緒にやるのがいいのかなぁ。と。

オレフィンの遷移金属への配位、パイバックドネーション、ハプトーn錯体。

この辺りはHeck反応の際に学ぶと良いように思ってる。

56 あるケミストさん

金属触媒反応で1時間程度のゼミをやるなら、Fagnouのピバル酸を添加剤に用いるCH活性化もおすすめ

ストーリーが程良く作られているし、コンパクトにまとめやすい

58 あるケミストさん

>>56

その題材どこにありますか? ちょっと分野違いですが興味あります。

59 あるケミストさん

>>58

Keith Fagnouで検索すると簡単に見つかるはず

ピバル酸でCH活性化するのは2002年くらいのJACSが初報だったかな

カナダの優秀な若手研究者だったんだけど、飛行機事故で2年前に亡くなってしまったんだよね

その時のニュースが話題になったのを覚えてる

61 あるケミストさん

>>59

たしか新型インフルエンザだろ

60 あるケミストさん

因みに亡くなったのは本当だけど、原因は飛行機事故じゃなくて新型インフルエンザ。

いずれにしても、ライジングスターとまで言われた人だから、惜しいよな・・・

62 あるケミストさん

>>60

>>61

インフルエンザだったか

別の人と勘違いしてたみたいだわ

訂正㌧

63 あるケミストさん

>>62

Stilleだな。

67 あるケミストさん

>>66

何か気に障ったことでもあったか?

68 あるケミストさん

>>66

何を言ってるの?

69 あるケミストさん

>>67-68

じゃあ、このスレで自分の研究を挙げてみたら?www

73 あるケミストさん

最近は配位子詰め合わせみたいなのも売られてるし、ラボレベルでも特殊な配位子を使いやすくなってきてるよな

応用という点を考えても、触媒のTON, TOFがむちゃくちゃ高ければ複雑な配位子でも作る意義はあると思う

76 あるケミストさん

>>73

organocatalystの詰め合わせなんて売っても100万とかになるな。

でもTONなんてたかが知れている。

やっている先生方もその辺は分かっているよ。

でも金と名誉の為に騙し続けている。

79 あるケミストさん

>>76

んなこたない

スクリーニング用キットなら数万出せばxphosとかその辺のそこそこ有名どころが集まったのが手に入る

TONや収率を上げるだけの研究がつまらないのは同意だが、今触媒反応を先端でやっている人達は

今まで行かなかった反応を行かせるためなら複雑な触媒系でもいいんじゃね?っていうスタンスでしょ

論文にする上でマニアックなスクリーニングする場合もままあるけどさ

102 あるケミストさん

>>76

TONも重要だが実際問題もっと重要なのは今まで進行しなかった基質が行くようになること。

もちろん、普通のリガンドでも条件詳細に振ればいくんだろうが。

企業で探索研究やってると、いちいちそんな手間かけらんない。

それなら最初から強烈なリガンドつかうべし。

というわけで、詰め合わせまではいらないけど、高活性なリガンド数種類は手元においとくもんさ。

そういう探索合成化学者の習性を熟知してる試薬屋はご丁寧に最新リガンドを定期的に宣伝してる。

需要はあるんだよ。

86 あるケミストさん

>>84ですが質問は自己解決しました。失礼しました。

91 あるケミストさん

>>88

亀レスだがトンw

挙げたかいがあったというもの。

4年であの論文を読むのは立派。

俺がカップリングに興味を持って論文読んだのは、M1の終わり〜M2くらいだったよ。

これからも頑張って。

94 あるケミストさん

>>91

檜山カップリングの良いレビューないんですよね...

本家嫁って話ですが

93 あるケミストさん

>>82

まあ分子入ってなければ真空だが、その人はどんな人なんだろう?

トンデモ本系の人?

>>90

日本語でおk

95 あるケミストさん

>>94

最近の有機合成協会誌に、檜山−玉尾カップリング試薬の広告が会ったかと思う。

その下あたりに参考文献が引用されていないかな。

適当に檜山カップリングと書いてしまったけど、玉尾カップリングの方が一般的

かもしれない。命名の一般さについては、あまり調べていない。

檜山カップリングだとNHK反応(野崎−檜山−岸カップリング)もあるので、紛らわしいかも。

99 あるケミストさん

>>98

何を今更。ケチルより脱水力が強力なのは今に始まった話じゃない。

ただ、モレシは平衡に達するまでの時間が長い。

109 あるケミストさん

>>102

「有機触媒」について書いたのにどうして遷移金属触媒のリガンドの話になるの?

112 あるケミストさん

tetrahedron の論文を訳さなければならないんだがむずくない?

他の雑誌とくれべてこの雑誌の難易度はどのくらい?

113 あるケミストさん

>>112

非常に易しい。

JACSやAChに比べると英語も易しい部類に属する。

内容の難易度はこれらの雑誌に落とされた論文も多いのだが、読者層が幅広いこともあって

全般的にはわかりやすいと思うし、紙面構成も明るいのでとっつきやすい。

このぐらいでへこたれてはいけない。

129 あるケミストさん

そういえばNaH酸化の真偽はどうだったんだ?

130 あるケミストさん

>>129

空気中の酸素が酸化剤っぽいってことで落ち着いたんじゃなかったっけ

論文はASAPから印刷されることなく取り下げられたはず

133 あるケミストさん

>>130

ほうほう、それは面白いな

還元剤存在下、酸化反応がおこるのはバイオアッセイで定番のfalse positive源

136 あるケミストさん

Catalytic Regioselective Oxidation of Glycosides

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/anie.201301662/full

138 あるケミストさん

>>136

こういう新規反応にはウンザリだな。どう理解すればいいのか、わからない。

元スレ

【有機系ゼミ】雑誌会、抄録会で面白かったテーマ
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/bake/1318957680

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